大人の女のための着物

キレイに着物を楽しもう

小物を上手に使おう

着物を初めて着る方にとって、まず驚かれるのがそのアイテムの多さ。現代では、日常、洋服で生活されている方がほとんどではないでしょうか。そうするとどうしても、初めて身に付けるものや使い慣れていないものに、少しドキドキと構えてしまうもの。けれど、こういったことは実は洋服を着る時と余り変わらないのです。普段出かける時、今日の服を決め、それに合う靴やバッグを選びますね。着物の場合でもそれは同じです。

今日、どんな場所で誰と、どのような時間を過ごしたいかによって、選ぶ着物が変わってきます。なりたいイメージに沿って、帯どめや下駄などのアイテムで微妙な色合いやアクセントを付けられるのが着物の楽しい所です。「格」を考えるというのも着物の場合は大切なポイントですね。和装小物を上手に使うことが出来れば、着こなしの幅がグンと広がり、着物で外出することが楽しくなってくるはずです。そうなればしめたもの。

様々な小物を組み合わせて、自分だけの世界を表現しましょう。普段あまり冒険しない方でも、着物であれば何となく新しいものにも挑戦しやすいのではないでしょうか。和装小物の使い方をマスターすれば着物で遊ぶことも出来て、着物上級者への道にも一歩近づけます。 花火大会などで、「浴衣」を着られる方は多いでしょう。それを少しグレードアップさせる感覚で、初めての方は着物に挑戦してみてはいかがでしょう。藍色のサラッとした素材のものであれば、余り抵抗なく街へ着ていくことが出来ます。涼しげな籐素材のかごバッグを提げて、白いレースの日傘をさせば夏の京都を思い起こさせるような、楚々とした風情に。着物では夏に敢えて「冬」を思い起こさせるアイテムを用いることで涼しさを醸し出す、という粋な着こなし方がありました。

例えばひんやりした氷や雪を連想させるような柄や素材を使ったりします。和菓子でもそんなものがありますが、こういった所に「和」のお洒落を感じますね。透き通る氷の塊のような簪や帯どめ、涼しげな柄の鼻緒の下駄。こうしたもので微妙な色合いやアクセントを加えるのも楽しい所。ちょっとした遊び心を加えてみるのもおススメです。季節の虫やビー玉、双六などのモチーフを帯どめや簪に使ってみては。自分だけが知っているちょっとした遊び、またはお友達との話題作りにも一役買ってくれるでしょう。着物独特の色使いも楽しいもの。鴇色、鼠などの日本古来の色が登場します。知れば知るほど、その奥深さに触れることが出来る「着物」。日本女性としての教養がアップすること間違いなしです。